Claude Code Weekly Updates (2.1.94 - 2.1.101)
2026年4月6日~4月12日の間の、Claude Codeの変更について個人的に気になったものをピックアップしました。
TL;DR
- version: 2.1.94 -> 2.1.101
- changes: 175
- Important topics
/advisorコマンドが- Monitor ツール
/team-onboardingコマンド- Claude Managed Agents
- unwritten in release-note
/advisorコマンド/autofix-prコマンド
v2.1.94 & v2.1.96 (26 changes)

/autofix-pr コマンド
こちらはv2.1.94のCHANGELOGには記載がありませんが、/autofix-pr コマンドが追加されました。プルリクエスト作成後にこのコマンドを実行すると、PR上のレビューコメントやCIパイプラインのエラーを Claude Code on the Web のクラウド環境で自動修正します。
公式ドキュメントでは、gh pr view で現在のブランチの PR を自動検出する仕様になっており、別 PR を対象にしたい場合は対象ブランチをチェックアウトしてから実行します。デフォルトでは CI 失敗とレビューコメント全てを修正対象にしますが、プロンプトを渡すと挙動を絞れます(例: /autofix-pr only fix lint and type errors)。利用には gh CLI と Claude Code on the Web のアクセス、さらに Claude GitHub App の導入が必要です。
Claude がレビューコメントに返信する際はユーザーの GitHub アカウントで投稿される点に注意が必要です(返信内容には Claude Code によるものであるラベルが付く)。Atlantis や issue_comment イベントで発火する GitHub Actions など、コメント連動で動く自動化がある場合は有効化前に挙動を確認しておくと安全だと思います。
v2.1.97 (46 changes)

NO_FLICKER モードのフォーカスビュー (Ctrl+O)
Added focus view toggle (
Ctrl+O) inNO_FLICKERmode showing prompt, one-line tool summary with edit diffstats, and final response
CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 モードで Ctrl+O を押すとフォーカスビューに切り替えられるようになりました。プロンプト、1行のツール概要(編集差分統計付き)、最終レスポンスのみを表示します。長いツール出力を畳みたいときに便利です。
実際の表示の違いはこんな感じです。フォーカスビュー有効時は、サブエージェントや Bash の途中経過が畳まれて、最新のステータス1行と Tip だけが残ります。

ちなみにフォーカスビュー無しでは、サブエージェントや Bash 等のツール呼び出しの詳細が見える形になります。

v2.1.98 (57 changes)

Monitor ツール
Added Monitor tool for streaming events from background scripts
Claude Code に Monitor ツールが追加されました。Claude が監視用の小さなスクリプトを書いてバックグラウンドで実行し、モニタリングを開始。同じセッションで作業を続けながら、イベントが発生したタイミングで Claude が割り込んで通知する仕組みです。
公式ドキュメント(tools reference)に想定ユースケースが挙げられています。
- ログファイルを tail してエラー行が出たタイミングで通知
- PR や CI ジョブをポーリングしてステータス変化を知らせる
- ディレクトリを監視してファイル変更を検知
- 任意の長時間実行スクリプトの出力を追う
権限ルールは Bash と共通で、Bash に設定した allow / deny パターンがそのまま適用されます。CLI 版だけでなくデスクトップ版でも使えます。
リリースノート外の機能: /advisor コマンド (v2.1.100)

Claude Code 2.1.100 で /advisor コマンドが利用可能になりました。v2.1.100 自体は執筆時点で CHANGELOG に記載がなく、“リリースノート外の機能” として追加された形です。
/advisor [ opus | sonnet | off ]
/advisor でモデルを設定しておくと、作業の前・タスク完了時・エラーが解決できないときなどに Advisor が自動発動し、コンテキストに対してレビューとフィードバックを提供します。発動トリガはユーザーが意識する必要がなく、Advising ツールが勝手に起動して指定モデルがレビューする仕組みです。
裏側で行われていることは、同時期に公開された Claude Managed Agents の Advisor Strategy と同等と見られます。Claude Code は Sonnet をメインにしつつ Opus に相談させる Opus Plan モード的な使い方を想定しているようで、API キー・Bedrock/Vertex ユーザーのデフォルト effort が high に変わったのも合わせて、Anthropic のコスト/品質バランスに対するスタンスが見えてきます。
Claude Code 2.1.100🎉 新しく /advisor コマンドが使用できるようになっています。 /advisor [ opus | sonnet | off ] /advisor のモデルを設定することで、作業の前・タスク完了時・エラー発生して問題が解決できない時などに Advisor
実際に /advisor を設定したセッションでは、ユーザーが意識していなくても「Advising」ツールが自動的に発動し、Advisorがコンテキストを見てレビューとフィードバックを返す挙動が確認できます。
v2.1.101 (46 changes)

/team-onboarding コマンド
Added
/team-onboardingcommand to generate a teammate ramp-up guide from your local Claude Code usage
ローカルの Claude Code 使用履歴とプロジェクト構造を分析して、オンボーディングドキュメント (ONBOARDING.md) を生成するコマンドが追加されました。できあがった ONBOARDING.md を新規メンバーに渡せば、Claude Code と一緒にスキルトランスファー・プロジェクトキャッチアップができる、というコンセプトです。
既存の CLAUDE.md の補完というよりは、プロジェクトに新たに加わるチームメンバーのための一時的なドキュメントという位置付けに見えます。
実行すると以下のような形でオンボーディングドキュメントが出力されます。プロジェクト構造・使用コマンド・過去のセッションのパターンから、新メンバーが知っておくべきポイントをまとめてくれます。

/ultraplan がクラウド環境を自動作成
/ultraplanand other remote-session features now auto-create a default cloud environment instead of requiring web setup first
/ultraplan やその他のリモートセッション機能が、Webでのセットアップを事前に要求するのではなく、デフォルトのクラウド環境を自動作成するようになりました。Ultraplan の導入コストが下がっています。
Claude Codeに関するその他のトピック
Claude Managed Agents 一般公開
Anthropic から Claude Managed Agents がパブリックベータで公開されました。クラウド上でエージェントの大規模な構築・デプロイを容易にし、複数エージェントの組み合わせも可能な API suite です。本番レベルのエージェント、長時間実行セッション、マルチエージェント連携、ガバナンスが Anthropic から提供される形です。
公式ポストの概要画像では、「Production-ready agents」「Long-running sessions」「Multi-agent workflows」「Governance」の4つの柱が提示されています。触ってみないと分かりにくい領域ですが、先行してまとめられている日本語記事もあるので、概念を把握する際に参考になります。
Claude Managed Agent がパブリックベータで公開。 簡単にいうとクラウド上でエージェントの大規模な構築・デプロイが簡単でき、さらに組み合わせも可能なAPI suite。本番レベルのエージェント・長時間実行セッション・マルチエージェント連携・信頼できるガバナンスがAnthropicから提供される。
Introducing Claude Managed Agents: everything you need to build and deploy agents at scale. It pairs an agent harness tuned for performance with production infrastructure, so you can go from prototype to launch in days. Now in public beta on the Claude Platform.
Advisor Strategy (API)
Claude Platform に Advisor Strategy が追加されました。Haiku や Sonnet などコストの低いモデルが、より賢い Opus に相談しながら作業する仕組みです。アプローチとしては Claude Code の Opus Plan モードに近いと言えます。
使い方:
- betaヘッダーを追加:
anthropic-beta: advisor-tool-2026-03-01 - ツール定義に
advisorを追加
前述の Claude Code の /advisor コマンドは、この Advisor Strategy と同等の仕組みを Claude Code のハーネス側から利用している形と見られます。

We're bringing the advisor strategy to the Claude Platform. Pair Opus as an advisor with Sonnet or Haiku as an executor, and get near Opus-level intelligence in your agents at a fraction of the cost.
/ultraplan が正式発表
Claude Code の /ultraplan が正式にアナウンスされました。Plan を Claude Code on the Web 上で非同期的に実行できる仕組みです。先週くらいから事実上使える状態になっていましたが、今週、公式発表と v2.1.101 のクラウド環境自動作成改善を経て、正式機能として整った形になりました。
公式ドキュメントによると、Ultraplan は research preview 扱いで v2.1.91 以降が必要です。3つの起動方法があります。
/ultraplan <prompt>コマンド- 通常プロンプト内に
ultraplanキーワードを含める - ローカルでの Plan モード完了時の承認ダイアログで「refine with Ultraplan on Claude Code on the web」を選択
CLIには ◇ ultraplan / ◇ ultraplan needs your input / ◆ ultraplan ready の3種類のステータスインジケータが表示され、/tasks からセッションリンクや Stop 操作にアクセスできます。Plan がまとまったらブラウザで「Approve Claude’s plan and start coding」でクラウド実行、あるいは「Approve plan and teleport back to terminal」でローカル実行に切り替え可能です。Claude Code on the Web アカウントと GitHub リポジトリが必要で、Amazon Bedrock / Google Vertex AI / Microsoft Foundry 環境では使用できません。
Anthropicの Thariq がポストした Ultraplan の紹介動画です。ブラウザでプランの特定の箇所にインラインコメントを付けて、Claudeと会話しながらリファインしていく一連のフローが見られます。
Claude Mythos Preview
Anthropic の Project Glasswing の中で Claude Mythos Preview に言及されました。非常に強力なモデルで、現時点ではパートナー企業と共に既存コードの脆弱性を修正するプロジェクトで使用されています。
公開されているベンチマーク比較では、Mythos Preview が Opus 4.6 を複数の指標で上回る結果を示しています。コーディング用途でどのように表に出てくるかはまだ分かりませんが、モデルラインの拡張が進んでいることがうかがえます。

おわりに
Thank you for reading!